それでもまつげは上向きにして

コスメに生かされる毎日!

美容知識の軸を作る おすすめ美容本


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外出自粛が続く中、SNSや雑誌では「おこもり美容」なんて言葉が出てきていますね

家で過ごす時間が多いこの時期に、普段は面倒でできないスキンケアやボディケア、ストレッチなどにしっかり取り組もうというもの(たぶん)

 

そんな中、私がおすすめしたいのは「知識の整理」

忙しい毎日だと、とりあえず流れるようにスキンケアをこなし、良くないとわかっていてもついついコンビニなどの簡単な食事で済ませてしまったり、自分に必要なものか考えずに流行りのスキンケアアイテムに飛びついてしまったり…

 

家での時間が多く取れる(忙しい方ももちろんいらっしゃるとは思うけど)今こそ、ゆっくり本を読んで、正しい知識を身につけて、スキンケアや食生活を見直してみてはどうですか?

 

というわけで、私がいつも参考にしている美容本を紹介しようと思います

すべて皮膚科医の先生が書かれた本です

 

別に、「皮膚科医の先生が言うなら全て正しい」とか「美容雑誌やインフルエンサーの言うことは間違っている」とか考えているわけではありません

自分の好きなモデルさんや美容家の方のスキンケアを真似するのも楽しいし、気分を上げるためのデパコスも買うし

でも、医学的な観点から確実なことってありますよね

簡単なもので言えば、紫外線は肌に悪いとか睡眠はしっかり取った方が良いとか

まずはそういう正しい基礎知識をしっかり頭に入れた上で、自分に合う美容法を考えることが何より大切だと思っています

 

紫外線を浴びないで過ごすとか毎日絶対8時間寝る…とかは難しいかもしれないけど、自分のできる範囲での落とし所を見つけるのが大事

お酒が好きだからたまにはたくさん飲もうとか、たまの休みは夜ふかしして映画でも見ようとか、大好きなモデルさんとお揃いのスキンケアを使うとか

そういうのはもちろん人それぞれ、それはそれでいいんです

でも、正しい知識を持ち、分かった上でやるのと、なんとなく正解が分からないままだらっとやるのとでは大違い

何も分からないままなんとなくしていたスキンケアや生活習慣が実は自分の肌に悪かったら…きっとすごく後悔しますよね

 

前置きが長くなりましたが…そういう後悔をしないために、星の数ほどある美容法やスキンケアアイテムからなるべく最短でコスパ良く良い方法にたどり着くために

自分の中の「美容の軸」を作ってくれると思う、皮膚科医の先生が医学的な観点から分かりやすく書かれた美容本を3冊ご紹介します

 

①「すっぴんクオリティを上げる さわらない美容」

 

 

一番シンプルでわかりやすいと思う美容本!

洗顔、保湿、日焼け止め、あとはとにかく触らない」というスキンケアの基本を、会話形式で解説されています

 

この本の好きなところは、おすすめアイテムや特別な美容法が出てこないところ

普通だと、このやり方はダメなのでこれをおすすめします!ってなりがちで、

そうなると、私達はまた「そうか!これをやらなきゃ!」とすぐ流されてしまう

 

でもこの本は、普段当たり前のように行っているスキンケアや、巷の美容法をバサバサと斬り、論理的に正しいことを教えてくれます

まずは良くないことをやめてみて、正しいことを知って、そこから自分にあったスキンケアを探す

自分にあう美容法を探す上での第一歩になるんじゃないかと思います

 

すっぴんクオリティを上げる さわらない美容

すっぴんクオリティを上げる さわらない美容

  • 作者:上原 恵理
  • 発売日: 2020/03/27
  • メディア: 単行本
 

 

 

あと、著者の上原先生はTwitteryoutubeなど様々な媒体で情報発信されていますので、そちらもぜひ

 

②「きれいな肌をつくるなら『赤いお肉』を食べなさい」

 

きれいな肌をつくるなら「赤いお肉」を食べなさい

きれいな肌をつくるなら「赤いお肉」を食べなさい

  • 作者:柴 亜伊子
  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

こちらは栄養面から美肌を目指す本です

「栄養面から」って、他と違うアプローチみたいな書き方しましたけど、肌も体の一部

体を作るのは食べ物、考えてみれば当然の話です

しかも、体の中でも大切なのは脳や消化機能、栄養が足りなければ肌や髪は当然後回しになります

体に入った栄養を肌に回すには十分な栄養を取ることが必要

ダイエットのために栄養のないものばかり食べて、肌にだけ栄養を与えようと高級な美容液を塗るなんておかしなことですよねえ

でもなんか「美意識高いことしてる感」があるんだよね、こわいこわい

 

この本では、まず栄養たっぷりの赤いお肉で正しく栄養を取り、自分の力で保湿できる肌を作ってから最低限のスキンケアをする方法が詳しく解説されています

栄養編はほんと~~~に耳が痛い笑

「お肉や脂っこいものをたくさん食べられない人はもう体がおばあさんです」というのはガーンと来ましたね

おばあさんか、そうですか…このブログはおばあさんによって運営されています

 

内臓がおばあさんなのに肌だけいろいろ塗って美少女になろうなんて無理な話ですよ

やっぱり、体のためにも肌のためにも食生活を見直さないとと思えます

毎日きちんと栄養が摂れていれば洗顔と保湿で肌はきれいになるんですから、焦って高い美容液を買うよりコスパがいいと思いません?

 

いろんな美容法を試しているけど結果が出ない人、食生活を改善したいけど何が良くて何が悪いかわからない人におすすめの一冊です

 

③「女医が教える、やってはいけない美容法33」

 

 

これは少しテイストが変わって、巷の美容法の中で、皮膚科医から見てやってはいけないことが分かりやすく解説されている本

箇条書きと言うか、一章が短いのでサクサク読めます

 

美容っていろんな〇〇派があるじゃないですか

コットン派と手派、ブラシ派とパフ派とか

クレンジングやマッサージもいろんな宗派がありますよね

まあもちろん好みだから、これ!っていうのがある人はいいんですけど、肌のためには何がいいんだろう?って時に、これを読むと納得して選択できます

 

トピックごとに読みながら、正しい知識を少しずつ理解できるので、長い文章を続けて読むのが苦手な人、面倒な人でもとっつきやすいと思います

 

+α 成分を知りたい人は

 

 「美容成分辞典」

 

美肌成分事典

美肌成分事典

 

 

こちらは番外編で、成分をしっかり知ってアイテムを選びたい人におすすめの本

 

美白!保湿!とか書いているけど、どの成分が有効なのか?

逆に、すごく気に入った商品の有効成分は何なのか?って時に、パッケージの成分表を見ても何がなんだかわからないじゃないですか笑

そんな時にこれをさっと読んでおき、気になる成分だけでも覚えておけば成分表を見るのが断然楽しくなりますよ

このよく聞く成分どうなのかな~って辞書的に調べるのにも便利です

 

内容も全然難しくなくて読みやすいので、〇〇酸とか〇〇リウムみたいな成分の名前を見るとワーッ!ってなってしまう文系の民でも理解できると思います(私もド文系です)

 

 

 

おすすめは以上です!

 

友達とか、SNSでもそうかもですけど、「この化粧水いいよ!」って言うとみんな結構買って試してくれるのに、「この美容本いいよ!」って言っても絶対読んでくれない!笑

まあめんどくさいし、そりゃそうか

でも、他人が使ってる化粧品を使うより、こういう本で軽く勉強して自分で選ぶ方がいいものに出会えることってあると思うんですよね

 

もちろん、化粧品の力って成分とか理屈だけじゃなくて、なんかもっといろんな力を持っていると思う

コスメ好きだからそれはよく分かってます

だから、こういう医学的なことは夢を壊すっていうか、美容が楽しくなくなるんじゃないかと思う人もいると思います

でも一度勉強して知識を整理して、自分の中で軸を作ってからSNSや雑誌で情報収集した方が、失敗や後悔なしにいろんなスキンケアを試せるからむしろ美容が楽しくなるんじゃないかな~っていうのが私の考えです

 

このおうち時間にぜひ一度読んでみてください!